運行側にも問題か!?
前回、危険な撮影を行った男性のニュースに関連して、
各ブログで話題となっている鉄道写真撮影マナーですが、
運行側であるJR東日本側にも問題が浮かび上がってきた。
もちろん、一番悪いのは男性らには変わりませんが・・・。
フェンスを設置して終ってしまうのでしょうか。
それでは根本的な解決にはならないと思います。
ファンの数を減らし一部減収にもつながり会社にとっても痛いでしょう。
現代は少子化により鉄道の運賃収入だけでは利益は図れないのが現実。
鉄道各社は本業の鉄道事業以外のビジネスで利益を上げて生き残ってる。
その中にファンの貢献も大きいはずである。
銚子電鉄の例を見ればわかるように、
煎餅の販売やファンの貢献が会社を救っている事例がある。
実施日数や頻度が多ければ、分散して平等に撮影ができるが、
1日1回のみという実施では異常に集中するのは当然のこと。ましてや
鉄道の撮影は、光源状態や架線柱配置・土地の状態等に
より角度・場所が選べず限られてしまう。
さらに、こちらのブログを見ると、
D51の一般公開を木更津駅構内で行っていたそうなんですが、
その見学・撮影等に参加するための条件をつけている。
それは、改札を出て整理券をとりに行けばいいというものではなく、
「大人の休日倶楽部」に同駅にて入会申し込みしないと参加できないということ。
そのため対象者が50歳以上限定となり、それでD51で会員数を増やし
その会費をとろうというなんとも呆れたやり方だ。
もしこの一般公開で平等に公開されて撮影できていれば、
運行当日は、撮影済みというこでベストショットを狙うことなくて済むだろうし、
緊急停車回数も減らせ多少なりとも危険な撮影の回避につながったはず。
イベント慣れしていないせいか
千葉支社の対応の読みが甘かったというのも事実。
引退車両のさよなら運転(旧ラシ・ケヨ103系)などでも行っていれば、
警備対策など教訓を学び活かせていたのでは?
他エリアの支社(とくに東京・八王子・大宮)が実施したイベントは
事故もなくダイヤの乱れもなく無事に済んでいることが多く、
なんといっても積極的にイベントを開催しているところにある。
最近だと、
常磐線さよなら103系運転 松戸・東京・大宮総合・小山・川越車両センター公開
青梅・奥多摩レトロ号運転 豊田電車区公開 E233系試乗会
などなど
これら3支社はイベントを開いたの方のが儲かるし、
地域住民と触れ合い、沿線以外のお客さまもたくさん呼び込めるということを知っているから積極的なんだと思います。
そして今度横浜でも南武線開業80周年記念イベントをやるそうですね。
ナハ205系にも記念HM(シール?)を取り付けるってことで撮影に行かなくてはなりません。自然と足を運び財布も緩みます。(何
千葉も見習ってほしいですな。
千葉であったのといえば、E257系営業前先行公開ぐらいしか思いあたりません。(汗
今回のSL運転というのはあくまでも「ちばDC」の一環にしかなく、
千葉支社独自の開催というものではなく、JRグループ6社や自治体 観光関係者とのタイアップから実現したものとなっている。
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